ザ・モイスチャライザー開発者インタビュー -日本コルマー株式会社 德永俊輔さん-

開発者インタビュー
ザ・モイスチャライザー開発者インタビュー -日本コルマー株式会社 德永俊輔さん-

「PLATINUM EDITION」シリーズを生み出した開発者、日本コルマーの德永さんにモイスチャライザーの特徴や開発秘話について伺いました。


モイスチャライザーの水に隠された高い効能

 ——モイスチャライザーのREDとBLUEは、使用している水がまず大きく違うんですね。

德永さん:はい。まずREDには島根県の湯村温泉の源泉を使っています。ミネラル豊富なさっぱりとした水質で、心地よく潤いを補給してくれます。よりさっぱりしたい脂性肌の方にぴったりの水ですね。

——BLUEに使用している石川県の海洋深層水についても教えてください。

德永さん:そちらも、プラチナムエディション ザ・モイスチャライザー のために探し出した水です。雑味や雑菌のない、深海から届いたピュアな深層水というところにロマンを感じています。

——海洋深層水の肌に良いところとは?

德永さん:光合成ができないほど暗い領域で採取している水なので、プランクトンなどに含まれた栄養素が消費されずに濃縮されている海洋深層水なんです。成分を分析すると豊富なミネラルが発見され、大変良いバランスだったという結果が出ているんです。

 

さりげなく使われている先端技術

——モイスチャライザーは高い保湿力を誇る商品です。REDとBLUE、それぞれの保湿効果について教えてください。

德永さん:保湿には水分を肌に補うという仕組みと、補った水分を逃げないようにする仕組みがあります。REDは水分を肌に補う方向に注力していて、BLUEは水分を閉じ込める作用を重視しているという位置付けになりますね。

——BLUEにはナノエマルションという先端技術が導入されているそうですね。

德永さん:洗顔で汚れや古い皮脂を落とした後は、肌に水分を保つための皮脂膜がない状態になっています。新しい皮脂膜が形成されるまで、水分を押さえ込む力のあるものがない状態が続きます。そのため油分を乗せて蒸散している水分を閉じ込める施術をすることで、必要な水分を補ってあげることができる。これが保湿の上では非常に大切なことなんです。でも、男性は油分を乗せたがらない傾向があるのでナノエマルションテクノロジーを使いました。

——REDはどのような保湿成分が含まれているのでしょうか?

德永さん:REDには低分子化したヒアルロン酸を使用しています。肌に塗った時に保湿のベールを作ってくれるという使い方が、一般的なヒアルロン酸の使い方です。しかし低分子化することでヒアルロン酸が肌の深部*に直接浸透してくれます。

*角層まで

 

開発における苦労 検証を重ねて辿り着いた自信作

——モイスチャライザーの開発で難しかった点を教えてください。

德永さん:シンプルかつ肌に優しい成分だけで完成させるというところと、ナノエマルション化するところは一番難しかったですね。油分と水分の共存を安定化させるのは非常に難しくて。

——油分と水分の共存を安定化させるのはなぜ難しいのでしょうか?

德永さん:例えば、大きな風船って1個で浮力が発生してプカプカ浮いていくんですけど、小さいと浮きにくくなり地面にとどまりますよね。それがナノエマルションによる安定化のイメージです。大きな風船は浮力で上に集まり合一して、油と水が分離してしまうんですね。

——なるほど。モイスチャライザー BLUEのようになめらかなテクスチャーでありながら、油と水が安定に共存するにはこういったテクノロジーが使われているんですね。

德永さん:さらに、プラチナムエディションでは、界面活性剤の使用を控え目にしています。高圧乳化技術を利用して界面活性剤を適切な量に調整することができたっていうのも、大きいのではないでしょうか。

—— お話を伺っているとスキンケアの分野においてはナノテクノロジーの開発というところが先進的な研究として行われているんですね。

德永さん:まさにそうですね。僕らみたいな技術者の間でもナノテクノロジーの分野がまさに先進的な技術だと言われていますね。

 

女性とも共有できる爽やかさも魅力

 ——お話を伺っていると、ヒアルロン酸など女性にも嬉しい成分が含まれていることに気づきました。

德永さん:実は実際に女性研究員も愛用しているんですよ。

——いいですね。男女で共有もできるということですね。

德永さん:一般的なメンズの洗顔料に入っているスクラブが苦手という女性が多いようですが、プラチナムエディション ザ・クレイウォッシュの高い洗浄力とマイルドな洗い上がりは非常に好評ですね。

——ちなみに洗顔料はREDを使いたいけど、モイスチャライザーはBLUEにしたい、みたいな使い分けは可能ですか?

德永さん:もちろんです。肌の汚れはさっぱり落としたいけど保湿ケアは濃厚にしたいという場合は、REDのクレイウォッシュ&BLUEのモイスチャライザーという組み合わせがいいと思います。逆に余計な皮脂をしっかり落として、つやつや肌を目指す方はBLUEのクレイウォッシュ&REDのモイスチャライザーの組み合わせがオススメです。自分の肌に合った使いわけにトライするのもありですし、好みの香りで組み合わせてもいいですし。まずは自分の肌を知って、それに合わせて好みの使い分けをしてみましょう。

 

日本コルマー株式会社
研究開発本部横浜研究所マネジャー
德永俊輔さん

1999年岡山大学大学院自然科学研究科修士課程修了。
同年日本コルマー株式会社入社。横浜研究所マネジャーとしてスキンケア製品開発に従事。
スキンケア製品及び基盤技術開発を牽引する存在に。
日本化粧品技術者会西日本支部常議員。

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倉田莊太郞先生
くらた医院院長
日本臨床皮膚外科学会理事
男性の肌は男性ホルモンの影響で皮脂分泌が盛んで脂っぽく、ニキビになりやすいのが特徴です。その一方、発汗量が多いため、むしろ女性よりも水分量が少なく、肌がかさついたりゆらぎやすくなる男性も少なくありません。こうした男性特有の肌トラブルを防ぐためには、自身の肌の特徴(脂性肌か乾燥肌か)を正しく把握し、適切なケアを習慣化することがなによりも重要です。
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